パンデミックフルーというタイトルだったと思いますが、NKHで新型インフルエンザ発生のシミュレーションドラマを2日に渡り放送していたのは記憶に新しいところ。
世界的に発生間近と言われる現象に対して、NKHとして、警鐘を鳴らす使命感からの放映だったかと推察します。
それを受けてか、パンデミック(感染爆発)対策として、医療従事者などへの、プレパンデミックワクチンの接種の実現可能性を探る動きが出てきている模様。
「全国民分のプレパンデミックワクチンを用意すべき」との意見も聞かれるところですが、なんだか、用意すること自体、予算が莫大すぎて難しいようですが、接種についても現実的でないような気がして、試算してみました。
たとえば、ワクチン接種命令が出て、接種開始から24時間で接種完了するかを考えます。
まず、練馬区の人口が、約70万人で、
(1) 接種会場を小学校とした場合、
区立小学校数が、71校
1小学校あたりの区民数は、9859人 = 70万人 ÷ 71校
1時間あたりに処置すべき数は、410人 = 9859人 ÷ 24時間 で、論外な数。
(2) 接種会場を医療機関とした場合、
区内医療機関数(眼科含む)が、444件(練馬区医師会HPより集計)
1医療機関あたりの区民数は、1576人 = 70万人 ÷ 444件
1時間あたりに処置すべき数は、65人 = 1576人 ÷ 24時間
(2)の医療機関を会場とした場合のほうが現実的な数字ですが、それでも24時間不眠不休でやっても、ひとりあたり1分かけていられないのでは不可能でしょう。
どのみち、1日中、お医者さんの待合室に、60人を超える人数が待機することになるわけですから、防疫面でお話にならない想定です。冬場の風邪のシーズンのほうが空いています。
やれるに越したことはありませんが、会場数を増やしたところで、接種資格のある人の数が限られていますから、知恵を絞って解決できる問題ではないでしょう。無い袖はふれません。
逆に、数日間の外出禁止令を出して、その間お医者さんが訪問接種するとか。移動時間だけでかなり無駄になりますね。
そのほか、どのようにワクチンを供給するのかとか、行動指針をどのように周知するかとか、難問山積。
というわけで、用意しただけでは対策になりませんよ~議員さん、というご提言でした。「私の働きかけでようやく1歩踏み出した」などと、選挙前の人気取りにはなるかもしれませんが、成果が出ない施策は、だたの無駄予算です。ちゃんちゃん。
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